高校落ちたけど

高校落ちました。まあ簡単に言えば落ちこぼれです。

天気の子見ました。

こんばんはお久ぶりです。


長らく投稿していませんでしたが、生きてます。
なたがないので特に投稿していませんでした。


でも暇なので今日見た映画のレビューします。


今日レビューするのは昨年の日本映画興行収入1位ともなり、話題を呼んだ「天気の子」
です。


一度は聞いたことある方が多いいのではないでしょうか。


監督はあの「君の名は。」で有名になった新海誠監督です。


新海誠監督はが手掛けるアニメーションの作画は本当に美しいです。


僕が新海誠監督の作品を初めて見たのは「言葉の庭」でした。
始めて見たときは美しすぎて感動しました。


作画なら今まで見たアニメの中でこの「言葉の庭」が一番素晴らしいと思います。


また2016年公開の大ヒット映画「君の名は。」もとにかく美しかったです。


この二つの作品はいつかレビューしたいと思っています。


では本題です


今回の天気の子で一番の難題は前作の「君の名は。」の圧倒的に高いハードルを越えられるかだと思っています。


流石に僕はこればっかりは無理かなと思っていました。


僕の結論から言わせていただきますと、この映画は超えられたと思います。


それほど面白かったです


前作の「君の名は。」と比べながら一つ一つ褒めていきたいと思います。


まずは音楽です。


なんとこの映画には5つもの主題歌があります。


僕が初めてこのことを聞いたときは「多すぎじゃね」って思いました。


でもいざ見てみると、場面、作画、ストーリー、セリフに見事にマッチしており、
毎回曲が流れるたびに鳥肌が立ちます。


そして見終わった際にはこの作品は一つでも音楽が欠けたらいけないだと思うほど音楽が素晴らしかったです。


ちなみに僕は「グランドエスケープ」好きで、映画を見る前と後では印象がまるで違います。


「君の名は。」でも曲と作品の相性がよいことから、音楽では「君の名は。」の良さをそのまま崩さずに映画にしています。


次に演出です。


声優さんの演技力はすさまじかったです。


役にピッタリはまっており、キャラクターたちの表情は感情に合わせてうまく演技をしていたのではないでしょうか。


自分は正直声優には全く興味がなく、このくらいしか思いつきませんでした。
すみません。


でも興味のない僕でも声優の演技は素晴らしかったです。


そしてアニメーションはカメラワークがすごくよかったです。


二次元のアニメではどうしてもキャラクターや物体をカメラワークを動かしながらとらえるとまるでCGのようになってしまい2Dアニメでは違和感を感じざるにはいられません。


ですがこのような違和感がこの作品では、全くなかったです。
とても驚きました。


cmにもある「今から晴れるよ!」の部分を見てもらえばわかるを思います。


そのシーンを見て、思わず「すげー」と声を出してしまいました。(笑)


「君の名は。」ではこのようなシーンがあまりなかったので驚きました。


また「君の名は。」に引き続き効果音も一つ一つが素晴らしかったです。


今作はタイトルにもある「天気」の効果音が迫力が素晴らしかったです。』
特に雨の音は限りなく現実に近いけれど、現実とは一味違って飽きませんでした。


また今作では主に東京が舞台でその中の生活音、人の声、車の音が東京という都市をうまく描写していると思います。


僕が一番好きな演出はラストのタイトルとはじめのタイトルが出るいわゆる、タイトルコールです。あのシーンは何回見ても鳥肌が立ちます。


あえて最後のタイトルコールを白黒にしたのはシンプルかつ素晴らしく思えました。


個人的にはこのシーンは君の名は。のラストよりも鳥肌が立ちます。


そして何よりも今作は雨、晴れの描写がものすごく切り替わりとにかく明暗の切り替えが多いです。


この明暗が中くらい明るさの場面はラストのシーンくらいです。


これは彼女が普通の人間となり明るくもなく暗くもない普通の暮らしをするという比喩表現だと思っています。


次に作画です。


僕は基本的なに作画がよいアニメはめちゃくちゃ好きです。
なので物語よりも作画を中心に見ました。


もう圧巻です。


現実よりも美しいです。


雨に濡れた暗い東京の作画は本当に飽きを感じません。


また、建物や木の枝から漏れ出る光の描写は感動しました。


この作品のキャラクターの顔はアニメ顔です。
でも現実の風景と重なることで一気に現実味が増します。


今作はタイトルにもある通り「天気」が主題です。


その「天気」をだれよりも美しく映しているのではと思います。


それこそ、この作画の技術はいつかだされる新海誠監督本人しか超えられないのではないでしょうか。


これ以上は語りません。


言葉に表せないほど素晴らしいです。はい。


最後にストーリーです。


僕は「君の名は。」に似ているそんな話かなと思い、映画を見始めました。


びっくりするくらい違いました。


そもそもこの作品は「世界」か「愛」かを選ぶことがコンセプトでありそこに「天気」という要素を加えています。


「君の名は。」は「人」を救うために「入れ替わり」をする、そんな感じです。


根本的から違いました。というか勝手に勘違いをしていました。


でもやはりストーリーだけ見れば「君の名は。」よりはほんの少し劣ると思います。


でも面白いです。本当に面白いです。


この作品は「君の名は。」の圧倒的に高いハードルを「君の名は。」にはない要素をを付け加えることによってを越しています。


なのでこの作品は“感動”より”鳥肌”って感じです。


一つでも欠けてはならない、この作品はだから面白い


なるべくネタばれはしたくはないので伏せておきます。


ただこの映画は絶対に賛否が分かれます。


その理由は見れば痛いほどわかると思います。


僕は賛成です。



まとめです。


流石としか言いようがありません。
本当に素晴らしい作品です。


話、作画、音楽、演出すべてがハイレベルです。


この映画を見て実は気が付いたことがあります。


ストーリーもまったく違う話で、予告のみではこの終わりは絶対に想像できません。


この映画、この監督は全く新しい今までにないジャンルのアニメ映画をつくったことに気づきました。


どういうことかといいますと、ジブリ作品のように古臭い、でも魅力があり不思議な物語、そんな作品を、ジブリ系と呼ぶように新海誠監督は新しい系統のジャンルを作ったともいました。


予告だけでは終わりが予想できない斬新な物語、映画本編では淡々と語りかけていくように聞こえてくる登場人物の思考、彼にしか描けない現実よりも美しい作画。


これこそが新海誠監督作品だ。と感じさせられます。


次回作は映画館で観たいです。


以上です。


今日の一言


面白かった。